国の豊かさや生活水準の指標として,1人当たりGDPが使われることが多い。中国は国内総生産(GDP)で世界2位とはいえ、1人当たりGDPでは大幅に順位が下がる。中国メディアの百家号は16日、日本、中国、韓国の過去60年間の1人あたりGDPの推移について紹介する記事を掲載した。

 まず日本について、1959年の1人当たりGDPは約400ドルだったと紹介。それが60年後の2019年には約4万ドルとなり、100倍の増加となったと伝えた。

 一方の中国は、1959年は83ドルだったのが2019年は1万ドル以上になっており、約124倍の増加と日本以上の成長を遂げたと分析した。今はまだ日本とかなりの差があるものの、「40年後には1人当たりGDPでも日本に近づき、超えることも可能だ」と希望的観測を述べている。

 韓国はというと、1959年が81ドルで中国にも及ばなかったが、2019年は3万ドル以上となり、約390倍という驚くべき成長を遂げたと紹介。「第2次世界大戦後、アジアのなかで貧しく、遅れた農業国だったが、一気に先進国へと成長した唯一の国だ」と指摘した。

 こうしてみると、日中韓の3カ国はこの60年で1人当たりGDPにおいて大幅な成長を遂げているが、特に韓国の成長が際立っていることが分かる。中国は人口も多く貧富の差も大きいため、日本のレベルになることは難しいだろうが、日本と韓国との差はかなり縮まっており、日本もうかうかしてはいられないのではないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)