ユニクロ名古屋店でこのほど、「ある商品」を求めて客が殺到するという事態が発生した。これは11月13日に人気ファッションデザイナーとのコラボ商品が発売されたことが原因で、大勢の客がコラボ商品を求めて店に押しかけ、大混雑となった。中国メディアの騰訊網はこのほど、この光景について「中国での出来事だと思ったら、日本だった」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、この店内では「日本らしからぬ事態」が発生したと紹介。新商品を求めて客が殺到し、「立つ場所もないほど」の混み具合だったと伝えた。試着室がいっぱいで、売り場で試着を始める人がいたことや、ガラスの破片が散乱するなど、いかに秩序が失われた状況だったかをSNSで伝える人もいたことを伝えた。

 今はSNSがあるため、メディアが報じていなくても情報があっという間に広まるものだ。記事は、ネット上ではほかにも、壊れてしまったマネキンや、身動きが取れずに頭の上にかごを掲げる人々の姿が拡散され、「まるで地獄絵図」、「ハロウィンの人混みのようだ」、さらには「中国での出来事だと思ったら、日本だった」などと言われていると伝えた。

 今回の件がこれだけ注目を集めたのは、これが日本らしくない光景だったためだと思われるが、実際には中国ではよくある光景だ。もともと人との距離感が近い中国では、ソーシャルディスタンスが取りにくく、人が都市部に集中していてカオスな日常が繰り広げられている。事実、中国のユニクロでも過去にコラボ商品が発売された際には客が殺到し、店内が破壊されるなどの事態が起きている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)