2019年の中国自動車市場における日系車の販売シェアは21.3%だった。販売された自動車の5台に1台は日系車だったことになり、確かに中国の街中で日系車を見かける機会はかなり多い。では、台湾の自動車市場ではどうなのだろうか。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、台湾で多く見かける自動車について、実際に街の様子を撮影した動画を配信した。

 動画の撮影者は、台湾在住という中国人女性で、片側1車線ずつの交通量の比較的少ない道路を撮影している。動画ではホンダ、日産、三菱、トヨタと4台連続で日系車が通過したほか、道路脇に停車している車はホンダとトヨタであり、歩きながら撮影したわずかな時間でも「見かけた車のほとんどが日系車だった」と紹介した。

 さらに撮影者は地下の駐車場へ移動。駐車している自動車を紹介したが、そこではまずテスラ、次いでトヨタ、レクサス、フォルクスワーゲン、トヨタ、フォルクスワーゲンと続いており、「大きく分けるとトヨタが比較的多く、次にフォルクスワーゲンという感じだ」と感想を述べている。

 そのうえで実際の販売データも紹介。2020年8月の台湾の自動車販売台数は1位がトヨタのカローラで、2位はトヨタのRAV4、3位はフォードのクーガ、4位は台湾ブランド中華汽車(CMC)のベリカ、5位はフォードのフォーカスとなっていると伝えた。そして、残念ながら中国ブランドの自動車を見かけることはほとんどないと指摘している。

 この動画を見た中国のネットユーザーから「日系車が多いのは当然だ。台湾は日本を何より愛しているのだから」とのコメントが寄せられた。反日感情が根強く残る中国でも日系車は高く評価され、支持されているが、親日家の多い台湾では日系車はさらに支持されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)