2020年6月における在留外国人の数は257万6622人だった。最近はベトナム人の数が増えているが、最も多いのは今でも中国人で、27%以上を占めている。このなかには日本で働く中国人も少なくないが、日本は働きやすい国なのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、日本では「工場勤務でミスをすると罰せられるのか」紹介する動画を配信した。

 動画の配信者は中国人男性で、段ボール製造会社で働いて3年になるそうだ。中国人の間では一般的に「日本人は仕事にまじめで厳しい」と言われているが、日本で働く外国人が仕事で失敗するとどうなるのだろう。

 この男性自身は、3年間の勤務の間に自分のミスで会社にクレームが来たことが3回あったと紹介。いずれも、段ボールの積み方を間違えたり、不良品を送ってしまったりなどの失敗だという。会社は毎回男性に「次から気を付けるようにと口頭で注意するだけ」で、それ以上厳しく罰することはなかったとしている。男性は、失敗も程度問題だとしながらも、「日本の会社は外国人に厳しく当たることはない。社長からも良くしてもらっている」と伝えている。

 これに対して、中国のネットユーザーからは「中国とは違う」との意見が寄せられた。「日本人はやはり親切だ」、「日本企業は、わざと失敗したのでなければ処罰はしない」など、日本の会社の従業員に対する対応をうらやむコメントが目立った。

 中国では何かトラブルが起きた場合は「従業員が弁償する」ことが多い。小売店のレジでは、金額が合わなければ従業員の給料から差し引き、配達業も品物を損傷させると従業員が弁償するなど、「従業員に弁償させる」のが一般的だ。中国の会社では従業員の立場が圧倒的に弱いと言えるだろう。しかし、これでは従業員のモチベーションが下がり、会社のためにならないのではないだろうか。日本の会社は中国に比べて「勤務態度」には厳しいが、失敗にはそれほど厳しくなく、中国人労働者には働きやすいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)