米軍事情報サイト「グローバルファイアーパワー」がまとめた2020年の軍事力ランキングによれば、世界最強の軍事力を持っているのは米国であり、第2位はロシア、第3位は中国、第4位はインド、そして、第5位が日本となっている。中国メディアの網易はこのほど、日本にはさまざまな軍事力ランキングが見落としている「目に見えない強大な軍事力」が存在していると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本が現在保有している武器の種類のほか、防衛費や自衛隊員の人数などを紹介しつつ、「どの要素を見ても防衛に必要な軍事力をはるかに超えている」と主張。しかし、これら「目に見える軍事力」に加えて、日本にはさらに警戒すべき「目に見えない強大な軍事力」が存在すると主張した。

 では、この目に見えない強大な軍事力とは何だろうか。記事は「日本の工業力」であると主張し、たとえば、インドはグローバルファイアーパワーの軍事力ランキングでは世界4位だが、武器や兵器に関しては「ただ買うだけしかできず、優れた武器を自前で生産できるだけの工業力はない」と指摘。しかし、日本には「核兵器以外のすべての武器や兵器を生産できるだけの能力がある」とした。

 また、現代の戦争の勝敗を分ける重要な要素の1つが「武器の性能」であるとし、この点で日本はすでに「第6世代戦闘機」をはじめとする次世代兵器の開発に着手していると説明。他国の武器を圧倒する次世代兵器の開発こそ目に見えない軍事力の非常に重要な要素であると論じた。

 記事は、日本の憲法第9条は目に見える軍事力の発展を抑制してはいるものの、最新兵器の開発につながる工業力の発展は禁じていないと指摘。最新の武器や兵器の開発につながる日本の高い工業力は中国にとって潜在的な脅威であると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)