近代史において、列強と言えば欧米の「白人の国」が中心であり、日本はアジアから唯一列強入りを果たした国だ。中国メディアの快資訊は11日、日本について「白人以外の国で唯一、列強になった国」として紹介し、その理由を分析している。

 記事はまず、開国当時の日本は「200年あまり鎖国してきた」とあって、資源は乏しく、国際的な競争力もなく、清と同様に「不平等条約」を結ばされるほど他国から低く見られていたと指摘。一部の国からは「嘘つきで野蛮」などと散々な言われようだったと伝えている。

 では、なぜそこから「白人の国」と対等になり、列強入りを果たすまでになったのだろうか。記事は、「生麦事件がきっかけだった」と紹介している。大名行列を横切った英国人を薩摩藩士が殺害したこの事件に英国は怒り、薩英戦争へと発展。どう考えても劣勢であるにも関わらず、薩摩藩はひるむどころか艦隊に砲撃を与えるほどの大胆さを見せたことで、英国の日本を見る目が変わり「尊敬するまでになった」と伝えている。

 また、日本が教育を重視したことも列強入りしたことの大きな原因となっていると記事は分析。日本には江戸時代から寺子屋があって識字率が高かったところに、明治維新後は義務教育を普及させ、古い考えを捨てて西洋の新たな考えを導入することで、急速な西洋化を実現したと指摘した。

 それで記事は、日本のすごいところは武士道ではなく「教育と学ぶ決意」にあったと締めくくっている。これが中国との分かれ目になったと残念に思っているのだろう。「教育と学ぶ決意」は、今も日本の強みになっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)