11月6日、トヨタ自動車が通期の営業利益見通しを2.6倍の1兆3000億円に引き上げると、オンライン記者会見で発表したことを受け、中国メディアも日本の自動車メーカーの強さについて記事にしている。14日付の中国メディア網易新聞が、「世界中で車を売り続けている日本」と題する記事を掲載した。中国メディアが分析する、日本の自動車会社と中国の自動車会社の最大の違いとは何か。

 まず記事は、記者自身が日本の自動車を持つ友人から聞いた、日本車への賛辞を載せている。「燃費も良く、デザインも優れ、運転しやすく、故障が少ない。そのうえ安全性が高い」と誰でも必ず異口同音に称賛している、とのこと。

 さらに記事は、日本の自動車会社を分析しつつ「日本の自動車会社は、競争力の強さが徹底している」と述べた。記事は、「競争力の強さの秘密は、海外での投資先との親密な協力関係」と分析している。実際、これまで日本の多くの自動車会社が、今後自動車産業の発展がさらに見込める発展途上国に積極的に投資し、工場を作っている。このように、サプライチェーンを拡大させつつ、人件費を抑えることに成功、しかも技術開発に余念がない。

 最後に記事は、日本と中国の自動車会社の違いを分析し、「中国の自動車会社はいかにたくさん売るかに重点を置いてきた。一方、日本の自動車会社は戦略ありきで、徹底した市場調査を行っている。さらに、車をただ売るだけではなく、修理や整備、洗車も含めたアフターサービス市場にも着目し、総合的な戦略を立てたうえで国際市場を開拓している。こうした手法は、まさにち密な日本人の性格を反映したものだ。中国の自動車企業が今後発展するためには、日本の成功モデルから学ぶ必要がある」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)