中国のポータルサイト・百度に15日、「海鮮好きの日本人は好んで食べるが、外国人はどうしても食べられない海の珍味」を紹介する記事が掲載された。

 記事は、気候風土や歴史、文化の違いにより、世界各地の食習慣、食文化は大きく異なっており、四方を海に囲まれた狭い島国の日本では、海産物を食べる習慣が古くより定着し、発展してきたと紹介。刺身や寿司といった日本を代表する料理も、新鮮な海産物を使用したものであると伝えた。

 また、日本の海産物は種類が豊富であり、日常の食卓で海産物が登場しない日はないほどであるとしたほか、特に日本人は海産物に対して新鮮な食感を求める傾向があるため、多くの海産物が生のままで食されると説明。魚を切り身にした刺身は今や外国人でも抵抗なく食べられる人が増えたとする一方で、「どうにも食べる気になれない」であろうものとして、タコの卵の刺身を挙げている。

 記事は、タコの卵について、タンパク質やミネラルなどを始めとする栄養価が非常に高い珍味であり、その味を知っている日本人は愛してやまないグルメであると紹介。軍艦巻きにしたり、レモン果汁を少し振りかけて食べたりするのが一般的だとした上で、黄色を帯びた細長く透明な物体が集まった少々グロテスクな形態を見た外国人観光客からは「これを食べる勇気はない」と敬遠する声がしばしば聞かれると伝えた。

 見た目はグロテスクな食べ物には、実際に口にしてみると濃厚な味わいで実はおいしいというものが少なくない。タコの卵もその一つと言えそうだが、タコはもともと地中海地域を除く欧米では「デビルフィッシュ」と呼ばれ忌み嫌われる傾向がある生き物。外国人がその卵を食べることに抵抗を示すというのも、仕方ないのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)