中国メディア・鳳凰網は14日、「日本のアニメはどうして強いのか、このリアルな背景描画を見れば納得する」とする記事を掲載した。

 記事は、アニメと言えば日本に言及せざるを得ないとし、日本のアニメ技術が世界トップクラスであり、ストーリー構成、人物設定をはじめとする様々な面において超一流の水準を保っていると紹介。中でも、日本のアニメ作品に登場する背景は、その色使いから筆のタッチ、さらには一つ一つ細かい描写に至るまでとてつもないレベルなのであると伝えた。

 そして、街の背景を例にとり、商店、自転車、窓に反射する電線、遠くに見える道路の横断歩道、さらには空から差してくる太陽の光など、一つ一つの要素が忠実に再現されているとし、色の彩度が現実よりも高いことを除けば、本物の写真と見まがうほどだと説明している。

 さらに、日本のアニメに登場する背景の多くは現実の生活シーンから借用したものが多く「アニメーターの技術により、現実の光景が完璧に再現されるだけでなく、現実よりもさらに美しく仕上げられるのである」と指摘。日本各地の様々な風景がリアルに再現されることで、実際に日本へ旅行に行かなくても、アニメを通じて日本の風景の多くを観覧することができるのだと伝えた。

 記事は「芸術は生活に源を発する」という言葉が、日本のアニメでは十分に体現されていると紹介。「なんといっても、単に筆で描かれた二次元の人物による物語を、リアルな人類に共感させ、没入させるには、このようにリアルな背景が欠かせないのである」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)