中国のポータルサイト・百度に13日、「日本人はどうしてスーツが好きなのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本のドラマを見ていると、日本の職場ではスーツを着用することが当たり前であることに気づくと紹介。そして、日本人のスーツの着こなしが実に見事であり、低身長な弱点がカバーされ、細身の体形が十分に生かされたシルエットになっていると評し、それは日本人の体形に合うようにスーツのデザインが改良されているからだと説明した。

 その上で、日本の職場における「スーツ愛」は非常に強く、真夏の非常に暑い日であっても大部分のサラリーマンがスーツに身を包んで汗を流していると説明。季節に関わらずスーツ着用にこだわり続ける理由として、「恥の文化」が関係しているとの考え方を示している。

 記事は、日本社会において「他人と同じであること、出しゃばらないこと」が、他人に不快な思いをさせないためのスタイルになっており、「みんな同じ」、「他人の気持ちを考える」というのが調和を取るうえで重要だとされていることを指摘。「中国人には理解できないのだが」とした上で、みんなでスーツを着ることによって「みんな同じ」という状態が作られているのだと解説した。

 また、日本のサラリーマンがスーツを愛するもう1つの理由として、スーツが「戦うサラリーマン」のシンボルであり、サラリーマンの戦闘服として認識されている点を挙げ、スーツを着ることが一種の儀式的な意味を帯びているのだと伝えた。

 記事は最後に、「日本人のスーツ好きは、言ってしまえば社会の形のない圧力に屈して『中庸』を選択し、みんなが周囲の人に合わせた結果なのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)