中国のポータルサイト・百度に13日、「日本は人口がそんなに多くないのに、どうして紙の使用量は世界一なのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本の人口が1億2600万人と中国に比べれば11分の1程度と少なく思えるにもかかわらず、紙の使用量は世界で最も多いと紹介。その理由として、日本では印刷物やボール紙として紙が大量に用いられていることを挙げ、「日本は古い習慣を残していて、多くの場所でなおもファクシミリを使っていたり、大量のハガキを用いたりする」と伝えた。

 また、日常生活において紙媒体の印刷物が非常に多く、その最たる例が毎日のように新聞に折り込まれるスーパーマーケットなどのチラシだとしている。さらに、印刷物以外にも日常生活で紙が用いられる機会が確かに多く、トイレには潤沢なトイレットペーパーが備え付けられているほか、街頭では至る所でポケットティッシュを配る様子が見られると説明。「紙を使うという点において、日本人は非常に豪快なのである」と紹介した。

 このほか、中国であれば布や雑巾を使うシーンであっても日本では紙を用いて拭き取ることが多いと指摘。このような要素が積み重なって、日本が世界一の紙消費大国になっているのだと伝えた。

 昨今、行政や企業におけるハンコ使用の是非を巡る議論が繰り広げられており、資源と時間の節約という観点から「ハンコレス」の流れが強まっている。今になってこのような議論が起きたというのは、これまでハンコが認証ツールとして日本社会において広く信頼されてきたことの裏返しと言えるだろう。そしてまた、「紙媒体」も同様に信奉されてきたことを象徴しているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)