コロナ禍が続き世界経済が冷え込むなか、中国人投資家は相変わらず日本の不動産に強い関心を示しているようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、「中国人が日本の不動産を好む理由」と題し、8つの理由を紹介する記事を掲載した。

 記事が挙げた1つ目の理由は「リスクが低いこと」だ。国によって経済活動のリスクの程度は違うが、日本は相対的にリスクが低く、不動産価格が大幅に下がる可能性が低いと紹介。「アジアでリスクの低い国と見なされているのは、日本とシンガポールの2カ国だけだ」と伝えた。続けて2つ目は「不動産価格が低く、投資収益率が高いこと」だ。先進国の中では日本の住宅は比較的安く、北京や上海など中国の大都市よりもずっと安いとしている。

 3つ目は「土地が購入できること」。中国は土地使用権制度で土地を買うことはできないが、日本は土地を購入すると所有権を得ることができ、相続さえできるのが魅力だと伝えた。4つ目は「外国人が不動産を購入しやすいこと」。外国人に対して中国のような制限がなく、税金も日本人と同じ金額だと伝えた。

 5つ目は「賃貸市場が大きいこと」、6つ目は「きちんとした管理会社があるので海外投資者が安心して購入できる」と紹介。7つ目は「貸主と借主の権利が法律ではっきり保障されていること」、8つ目は「将来的に便利なこと」で、不動産を取得していると、在留資格や永住権を取得する時など、有利な場合があると伝えた。コロナ禍の影響を受ける業種が多いなか、中国人にとって日本は今も魅力的な投資先であるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)