韓国が開発中のジェット戦闘機「KFX」。韓国は米国から第5世代戦闘機であるF35を購入することが決まっているが、それでもKFXの開発を進めているのはなぜなのだろうか。中国メディアの百家号は9日、韓国が戦闘機開発を堅持する理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、韓国による第5世代戦闘機の開発は話が出てからかなりの時間が経過していると指摘。このことから韓国にとっては独力での開発は難しすぎることが明らかであり、このため韓国は重要な技術を外国から導入することにし、韓国は比較的難易度の低い箇所を開発することにしたと伝えた。記事によると、韓国は機体部分を主に担当するようだが、その機体も外見は米国のF22によく似ていると指摘している。

 また、記事は韓国が2023年にKFXを戦力化することを目指していると紹介。「この点からすると、日本よりも大きなことを言っているようだ」と伝えたが、現状からすると2023年の戦力化は極めて困難であると予想されるが、別の報道では2026年の戦力化を目論んでいるとも伝えられている。

 では、米国からF35の導入が決まっているにもかかわらず、なぜ韓国はKFXの開発を進めているのだろうか。その主な理由は「ビジネス」にあると分析。近年、韓国は軍事産業の分野で輸出がうまくいっており、K9自走榴弾砲やT50練習機の輸出で多くの利益を得ることができたと指摘。それで韓国はKFXを開発し、それを輸出することで売上を伸ばしたいのだろうと論じた。

 このほか、第五世代戦闘機は世界でも開発に成功している国は少ないので、成功すれば軍事工業国家として国際的な地位が向上するとの期待もあると記事は分析している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)