グローバル・ファイヤーパワーによれば、2020年の国別軍事力ランキングでは日本が5位、韓国が6位だった。このランキングでは日韓の軍事力は拮抗していると言えるだろう。中国メディアの百家号は8日、日韓がほぼ同時に空母建造の計画を立てていると伝えつつ、「韓国はなぜこんなにも焦っているのか」と疑問を投げかけ、韓国が空母建造を急ぐ理由を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、韓国は3万トンクラスの軽空母を建造する計画だと紹介し、2019年の国内総生産(GDP)が約1兆6000億ドルで、年に約300億ドルを国防に費やしている韓国は、経済力からすると空母を保有する余裕はあると主張した。

 そのうえで記事は、韓国の周辺には海軍力の強い中国、ロシア、日本があり、北朝鮮とも争っていることから、「強力な海軍は韓国にとって安心感の体現」だとし、空母の必要性を説明した。また、第2次世界大戦後に韓国が独立してから、「韓国にとって日本は常に防衛目標となっている」と分析。長く日本の植民地となっていたため、日本に対する警戒は極めて強いのだという。

 それで、日本がこんごう型護衛艦を建造すると韓国は世宗大王級駆逐艦を建造し、日本が潜水艦を発展させると韓国はすぐに外国から購入し、日本がF35を購入すると韓国も購入し、日本が揚陸艦を持てば韓国も独島級揚陸艦を持つようになったと指摘。「日本が何らかの装備を保有すると、韓国もすぐに建造するか買うかして対抗する」とし、これらは日本を意識しての行動だと説明した。 
 
 また記事は、中国が空母「遼寧」を保有した時に韓国は焦りを示さなかったが、日本の空母化計画を知ると、居ても立っても居られなくなったようだと指摘。「日本への恐れが強く、特に軍事・防衛面で日本にだけは負けられないとの思いが強いので、韓国が日本に続いて空母を計画するのは自然なことなのだろう」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)