1964年10月1日に世界初の高速鉄道として開業した東海道新幹線。開業当時は最高時速210キロで東京と大阪の間を約4時間で結んだ。現在では最高時速285キロになっており、所要時間は最短2時間22分と大幅に時間が短縮している。そんな世界初の新幹線は、今や高速鉄道が全国に張り巡らされた中国でも関心が高い。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「新幹線に乗ってみた」という動画を配信した。

 配信者は、日本在住の中国人男性で、東京駅で切符を購入し、東海道新幹線「のぞみ」に乗車して名古屋まで行く様子を撮影している。東京から名古屋までは約310キロで、約1時間40分で到着し、自由席の運賃は1万560円だと紹介。東京駅のホームでは、新幹線の到着前から清掃スタッフが待機している様子が映っている。この清掃スタッフはわずか7分で車両をきれいに清掃することで中国でもよく知られており、7分間の奇跡と呼ばれ称賛されている。

 乗車後は、指定席と自由席の様子を紹介。自由席に座った配信者は車内販売の様子も撮影しているが、販売員は車両を出る時にお辞儀をしてから次の車両へと移る様子が映っている。中国高速鉄道でも車内販売が行われているが、日本のようにお辞儀をして次の車両へ行くなど考えられないことだ。

 途中、富士山が見えて最後に名古屋駅へ到着し動画は終わっている。これを見た中国のネットユーザーから「まるで中国高速鉄道みたいだ」との感想が寄せられたが、「日本の新幹線は中国高速鉄道の師匠だからね」との指摘もあった。

 また、「新幹線の窓はずいぶん小さいね。飛行機の窓みたいだ」というコメントもあった。確かに新幹線は新型車両になるにつれて窓が小さくなっていることに多くの人が気付いているのではないだろうか。中国高速鉄道車両は昔の新幹線のように窓が大きいが、これはやはり車窓展望の良さを重視しているからなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)