新型コロナウイルスの感染拡大がいまだに止まらないが、それでも欧米ではマスク着用に対する抵抗感が強く、マスクに反対する人も少なくない。そんな西洋人からすると、新型コロナ流行前から好んでマスクを着用していた日本人が不思議でならないようだ。中国メディアの網易は8日、日本人がマスクを好んで着用する理由について分析する記事を掲載した。

 その1つの理由として記事は「自分だけでなく、他人を守るため」と分析。公共の場所でマスクを着用することでウイルスの感染を予防し、同時に他人を感染させないようにするためマスクをしていると説明した。これは社会に対する責任感と民度の表れだとしている。

 また、別の理由として「花粉症」があると指摘。花粉症を患う日本人は非常に多く、特に春の時期は花粉症患者にとってはつらい季節となるが、マスクが効果的な予防法になっていると伝えた。ほかにも、「内気で謙虚な性格」が関係していると記事は分析。日本人は自分の顔を隠したがるほど謙虚で、マスクをすることで他人に表情やわずかな感情の変化を悟られないようにしているのだという。

 表情や感情を隠すためにマスクを着用することは、一種の「対人恐怖症」に対処する方法ともいえると記事は分析。仕事や社交でストレスを感じている若者などは、マスクを着用することで安心感を求めているのだという。それで日本人にとってのマスクは「安心毛布」のように、あれば安心なアイテムになっていると論じた。

 日本人が以前からマスクを好んで着用していた理由は人それぞれだが、今は新型コロナ対策のために着用することが主な理由となっていることは言うまでもない。現在、世界中でマスク着用が推奨されているが、一足先にコロナが収束したといわれる中国ではすでに多くの人がマスクを着用しなくなっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)