日本は海洋資源や森林資源を除けば、基本的に資源の乏しい国だと言われる。しかし、それでも日本は世界第3位の経済大国であり、多くの先端技術も有しているが、これはなぜ可能だったのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、資源の少ない日本が豊かになれた理由について分析する記事を掲載した。

 記事は、日本には多くの種類の鉱物資源が存在しているため「鉱物の標本室」と呼ばれているものの、量は絶対的に少ないと紹介。それゆえ多くの鉱物資源、それに原油や天然ガスなどのエネルギー資源はそのほとんどを輸入に頼っていると指摘した。

 また、日本は米以外の食料資源も少ないと指摘。多くの食料や食品を輸入しており、果物は日本では非常に高価であるため、贈り物にすることは相手に対する最大の尊敬と言えるほどで、これは大袈裟ではないとしている。

 このように多くの資源が欠乏している日本が、なぜ豊かな先進国になれたのだろうか。記事は、「資源が少なかったことが、かえって科学技術の発展を促進した」と分析。太平洋戦争後は米国の支持もあって技術が大きく向上したとしている。そして、日本は「資源やエネルギーを輸入して製品を輸出するという経済モデル」によって、自動車や電気製品などの分野で突出することができたと論じた。

 つまり、日本は加工貿易で成功したと記事は言いたいようだが、これも高い技術力があるからこそ成功したといえるだろう。世界の工場である中国も、他国から部品を輸入して組み立て、完成品を輸出しているが、日本は基幹技術を多く掌握しているという点で中国とは大きく異なっている。日本はこれからもその高い技術力で経済を支えていくのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)