礼儀正しいことで知られている日本人は幼少の時点で一定の礼儀を身につけていると言える。この点、中国には「熊孩子(ションハイズ)」と呼ばれる、わがままでわんぱくすぎる子どもたちが多く、同じ子どもでも日中では「全く違っている」と言えるだろう。中国メディアの網易は9日、中国の教育関係者が見た「日中の子どもたちの違い」を分析した記事を掲載した。

 教育に携わっているという記事の中国人筆者は、日本を旅行で訪れた際に「日本人の子どもたちの礼儀正しさに衝撃を受けた」そうだ。例えば、旅行中にちょうど幼稚園の子どもたちが園外での活動から帰ってくるところに出くわしたそうだがが、子どもたちは列を作って静かに信号を渡り、見知らぬ筆者らにお辞儀をしてあいさつしたと紹介。しかも、手にはそれぞれ自分の「ごみ」がにぎられていたそうだ。

 日本では日常の光景だが、記事の筆者はこれを見て「中国の子どもたちと全然違う」と痛感したようだ。中国の教師にとっては「下校時間に受け持ちのクラスの子どもたちを校門まで連れていき、親に引き渡すのも一苦労」だという。子どもたちはいつも「遠足時のように」うるさく、先生や知っている人に会っても、多くがあいさつもできないと伝えている。

 また、食事も日本の子どもたちは「いただきます」と感謝してから食べ始め、食事中は静かで、しかも残さず食べるよう努力して、最後には「ごちそうさま」と再び感謝すると紹介。中国の子どもたちは食事中もうるさく、好き嫌いが激しくて食べ残しが多い、とわがままぶりを指摘した。

 記事の中国人筆者は、日本の子どもたちが「文明的な良い習慣」を身につけているのは、幼い時からマナーを教わっているためだろうと分析している。中国の大人はこの点、子どもに礼儀やマナーを教えないことが多く、子どもは何も分からないから教えないという親がいたり、そもそも親自身が礼儀やマナーを知らないというケースも少なくない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)