航空自衛隊の戦闘機F2の後継機として開発が予定されている次期戦闘機「FX」。米企業のロッキード・マーティン、ボーイング、英企業のBAEシステムズの3社から開発支援の申し出があったとの報道もあり、年内にも支援を受ける企業が選定され来年から本格的に開発に着手するようだ。中国メディアの百家号は8日、このFXについて紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、将来的に日本はFXを90機、F35を147機、近代化改修したF15を98機の体制にする予定だと紹介。そのうえで、FXは中国の戦闘機と比較して「日本版・殲20といわれる」と伝えた。殲20は中国が開発した次世代ステルス戦闘機だ。

 FXが「日本版・殲20」と呼ばれるのは、FXが制空戦闘機であって先進技術実証機X2と違うからだと記事は説明。それで、日本はFXによって中国の殲20と制空権を争い、主に空対地攻撃をF35に任せる計画だと論じた。

 また、防衛省によるFXの完成予想図を見ると、主翼は英国のテンペストに似ているが、垂直尾翼は米国のYF23とそっくりだと指摘。日本が本当にFX戦闘機を作ることができれば、中国の殲20と相対する可能性があるとしている。しかし、日本だけで殲20のような大型の制空戦闘機の開発は無理であり、米国の技術が必要だろうと主張している。

 中国は近年防衛費をかなり増大しており軍備を拡大しているが、日本の戦闘機のこともかなり気になるようだ。それだけ日本に対して警戒しているということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)