中国人にはなぜか「日本は小さい」という思い込みがあるようで、実際には小さな国ではないと理解していても、どうしてもその意識が抜けきらないようだ。中国メディアの百家号は6日、「中国人はどうして日本は小さいと思ってしまうのだろうか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は国土面積、人口、科学技術、経済のどれをとっても「小さくない」と強調。国土面積は世界で61番目の大きさでイタリアよりも大きく、人口も世界で11番目に多い国となっている。また、敗戦国にもかかわらず科学技術が発展し、戦後30年も経たないうちに世界第2位の経済大国になったほどで、「日本は決して小さな国ではなく、むしろ強国である」と強調している。

 ではなぜ「中国人はどうしても日本を小さい国だと思ってしまう」のだろうか。世界一の人口で世界第4位の国土面積の中国の隣であるため小さいとのイメージになるほか、記事では最大の理由として「日本が目立たないようにしてきたため」と分析している。戦後の日本は、敗戦国として国際的に弱い立場に立たされていた。米国から様々な制限を受けてきたため、日本は「不本意ながら、目立たないように発展するしかなかった」と主張した。

 さらに、目立った頭角を避けて、ひたすら経済発展に集中した日本は、目立つのは避けられたが「日本は停滞している小さい国だ」という印象を与えてしまったと説明している。実際にそこまで考えていたとも思えないが、もしそうなら「日本は小さい」と中国を思い込ませるのには成功したと言えるだろう。

 記事の中国人筆者は結論として「中国はGDPで日本を超えたとはいえ、決して日本を軽視してはいけない」と締めくくっている。中国人にとって日本は油断のならない国として映っているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)