2018年に築地から移転した豊洲市場は水産物、青果物を取り扱う総合市場だ。中国にも「菜市場」と呼ばれる身近な生鮮市場は存在するが、日本の総合市場とは規模が圧倒的に異なるため、中国人には新鮮に感じられるようだ。日本で暮らす中国人男性がこのほど、この豊洲市場を中国の動画サイト・西瓜視頻で紹介している。

 動画の配信者は、この豊洲市場の青果棟は「取引が行われる1階は業者しか入れず個人客は入れない」と紹介する一方、見学者用の通路から市場の様子を見ることができると紹介している。

 そこからは、活気にあふれた築地市場とは一転して、人も少なく静かで、新しくてきれいな、まるで物流センターのような場所になっていることが分かる。人と物でごった返し、活気あふれる中国の「市場」とはまるで別ものという印象であり、豊洲市場が「厳格な衛生管理を行っている」ことに驚きを示した。

 この日本の総合市場に対して、中国のネットユーザーからはいろいろな反応が寄せられたが、最も多かったのが清潔さに驚くもので、「こんなにきれいな総合市場を初めて見た」、「優雅でさえある」など、「清潔だ」、「きれいだ」などと称賛するものだった。完成から2年の新築だということもあるだろう。

 また、中国では「生鮮市場が、ごみ収集場と大差ないところがある」とコメントする人もいたが、確かに中国の「菜市場」は全体的に清潔さに欠ける。活気にあふれた市場は中国の良さでもあるが、食べ物を扱う場所では清潔さが第一ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)