近年、中国のネット上では日本の様子を紹介する記事や動画が非常に多く、日本が生活しやすいところだと伝える人も少なくない。そのため、多くの中国人が「本当にそうなのか」といぶかしく思うようだ。中国メディアの今日頭条は6日、日本での生活の実態について紹介する記事を掲載した。20年近く日本で暮らす中国人筆者が自身の感想を伝えている。

 記事の中国人筆者が感じる「日本の良い面」はたくさんあるようだ。例えば、住宅は買うにしても借りるにしても中国より安く、生活環境は「充実していて素晴らしい」と紹介。交通が便利で、医療制度も整っており、さらに治安が良く、高品質のものが何でも購入できて、様々な趣味を楽しむ機会があり、言論や出版、思想の自由もあると伝えた。

 逆に悪い面としては、日本は「形式主義」であると主張。その場その場で決まった言い方をする必要があるが、中国人からすると「嘘くさい」と感じるという。また、日本人の表情、話し方、話の内容、反応はみんなどこかで見たり聞いたりしたことがあるようなものばかりで、「味気ない」と感想を述べている。これは「店」でも同じで、例えばコンビニは全国チェーンなので、内装から商品まで全国同じで「つまらない」そうだ。ほかにもごみの分別が面倒で出す時間が決まっているのも不満だとしている。

 このほか、多くの中国人が気になることの1つとして、「日本で中国人は差別されるのか」との質問にも回答している。記事の中国人筆者によると、時折そういう話を聞くが、全体的には多くないと指摘。ただ、日本人は自分が属する集団と異なる人とはぶつかる傾向があるので、個性を大事にする中国人は周囲の感情を考慮すべきだと注意を促している。

 結論として筆者は、日本の生活は「良いとも悪いとも言えない」としているが、どの国にも良い面と悪い面があるのは当然のことであり、外国人にとってはその環境が自分に合っているかどうかが大きな問題だと言えるだろう。少なくとも筆者の中国人は20年近くも日本に住んでいるということは、日本の生活が合っていると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)