真っ赤な見た目にホカホカの湯気、口に頬張れば広がる辛さとうま味。寒さが日に日に増してくる今の季節、麻婆豆腐は体を芯から温めてくれる中国料理の一つだ。中国のポータルサイト・百度に8日、日本の有名料理アニメから、日本人の麻婆豆腐に対する熱愛ぶりがうかがえるとする記事が掲載された。

 記事は、中国でも人気を集めた日本の料理アニメ「中華一番」の中で、主人公がライバルと麻婆豆腐で対決する場面が出てくると紹介。「しかも、麻婆豆腐が対決テーマになるのは1回だけではなかったのだ」とした。

 そして、グルメを紹介する作品として何度も同じ料理をテーマにすることはいわばタブーというべきものであるにもかかわらず、同作品は敢えて麻婆豆腐を運命に関わる大事な戦いのテーマとして2回登場させた背景には「日本人が本当に麻婆豆腐を愛している」という点があると分析している。

 その上で、日本の商店や飲食店に行くと、多種多様な麻婆豆腐やその関連商品を見つけることができるとしたほか、麻婆豆腐の素を始めとする各種食材が多く陳列されていることがわかると紹介。また、「中華一番」だけでなく様々な日本のドラマ、映画、アニメの中で麻婆豆腐を見かけるとした。

 記事は、以前日本で行われた中華料理に関する調査では、麻婆豆腐が最も好きな中国料理に選ばれたと紹介しつつ、「日本人の麻婆豆腐愛からは、中華料理の魅力が見て取れる。これは、単に日本の人びとの舌を喜ばせただけでなく、文化の交流、伝播でもあるのだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)