自転車産業振興協会によると、2016年の時点での日本の自転車保有台数は約7238台だった。この数字から単純計算すれば、日本では50%以上の人が自転車を保有していることになる。これは世界的に見てもかなり高い保有率であり、日本は自転車大国といえるだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、自転車大国の日本は「自転車の交通ルールが非常に厳しい」と紹介する動画を配信した。

 日本在住という配信者の中国人男性は、片田舎の道路わきに放置されたままの自転車を紹介。見た目にはそれほど古くなく鍵もかかっていないが、「これを持ち去ったら窃盗罪になる」と注意を促した。そして、日本には防犯登録制度があるので持ち去ったらすぐに見つかってしまうが、自転車をなくした時でもすぐに戻ってくると伝えた。

 そのうえで、日本は自転車に乗る場合でもさまざまなルールがあると紹介。「専用の駐輪場所に駐輪しなければならない」、「夜間にライトを付けなければならない」、「2人乗りは禁止」、「運転中にイヤホンをするのも禁止」だと伝えた。これらは中国では全く問題ない行為だが、日本では罰金などの罰則があると、いかに日本のルールが厳しいかを説明している。

 それで配信者は、日本人は民度が高いといわれるが、実際にはこうした法律の制約があるので民度が高くなったのだと結論付けている。この動画に対し、中国のネットユーザーから「日本の法律法規は細かくて人の行動を律している。これは良いことだ」「日本の制度は素晴らしい」など称賛するコメントがあり、細かな規則を設けることに賛成の人が多いようだった。

 かつて中国は自転車大国だったが、現在は自転車保有率はずいぶん低下しており、自転車のルールも無きに等しい。中国では2人乗りもごく普通のことで、2人乗りしやすいように荷台のクッションまで売られているほどだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)