中国のポータルサイト・網易に9日、「日本の研究者はどうして欧米に行かずに、続々と中国に行って研究を続けるのか」とする文章が掲載された。

 文章は、現在中国の科学研究分野が絶えず発展、拡大しており、非常に顕著な優位性を持っていると紹介。一方で日本の現在の研究体制はますます硬直化しているため、日本の研究たちは優秀な人材を集めるためにさまざまな政策を打ち出している中国に大きな魅力を感じていると伝えた。

 そして、中国にやってきて研究に従事する日本人が考える大きな魅力は3つあり、現在の中国では技術の進歩や新陳代謝が著しいこと、研究環境が良好であること、そして現地の研究者たちの人当たりがいいことだと説明。そして、最も重要な点は、給料を含めた福利厚生が非常に充実している点であるとした。

 一方で、欧米諸国は新型コロナウイルスの脅威に晒され続けており、学術研究も非常に厳しい状況にあると指摘。特に米国では近ごろ人種差別が激化しており、トランプ政権が推進してきた一国主義の影響もあって、外来の研究者を冷遇したり差別したりする傾向があると主張。「このような状況ゆえに、中国が日本の研究者にとって大きな魅力を持つようになっているのだ」と伝えている。

 そして最後に、中国は今後さらに研究分野に莫大な投資を行うはずであり、これに伴い日本を含めた世界各国からますます多くの優秀な人材を中国に引き寄せることになるだろうと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)