10月27日から11月9日までの「読書週間」は1947年から開始され、2020年で74回目となる。「読書週間」は日本人にとって身近な行事の1つであり、こうした活動からも日本人が「読書好き」であることを窺い知ることができるだろう。

 中国メディアの騰訊は4日、新型コロナウイルス流行下で日本の若者の約25%の読書量が増えたとする調査結果を紹介する記事を掲載、日本人がなぜこれほど読書が好きなのかについて論じた。

 記事は、日本財団が日本全国の17歳から19歳の男女1000人を対象に行った調査の結果を紹介し、「日本では新型コロナによる外出自粛等が原因で読書量が増えたと回答した若者が24.9%にも達した」と紹介。また調査対象者の59.7%が「読書が好き」と回答し、1カ月に1ー2冊は本を読むと回答した人が44.8%もいたと説明した。

 近年、中国人の読書量は減少傾向にあるなか、日本では読書好きの人が今も多いことを強調し、「日本人はなぜこれほど読書が好きなのか」と疑問を投げかけた。そして、この問いに対して、日本では幼いころから読書の習慣を身に着けさせる教育を行っていることのほか、日本には中古や電子版を含め、巨大な「書籍市場」が存在していること、さらに日本には「文庫本」と呼ばれるA6サイズの持ち運びやすく読みやすい、しかも価格も安い書籍が存在しており、この独特のサイズの書籍も書籍普及の主要な原因の1つとなっていると論じた。

 中国の場合、学校が出す膨大な量の宿題に追われるだけでなく、学校が終わった後は学習塾で勉強するという生活パターンの子どもたちは非常に多いため、そもそも読書を楽しむ時間やゆとりがない子どもが圧倒的だ。現在の中国社会で、子どもたちに読書の習慣を身に着けさせるのはとても難しいことであり、こうした環境が中国人の読書量を減らしているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)