中国メディア・新浪網は7日、「どうして外国人は日本での生活に適応することが難しいのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本を旅行することと、日本で生活することは「全く異なる2つの概念である」とし、旅行をしたときに日本のことが好きになったとしても、それだけで日本社会のあらゆることを受け入れ、そこに溶け込んだことにはならないのだと伝えた。

 また、日本では外国人がしばしば「ぞんざいで礼儀知らず」を思われることがあると指摘。これは外国人が本当に「ぞんざい」なわけではなく、日本の社会に存在するあまりに多すぎる不文律に外国人が適応しきれないために、日本人が外国人に対してそのようなイメージを抱いてしまいがちなのだと説明している。

 その上で、日本に住む外国人が難儀をする、日本社会の不文律の事例を6つ挙げた。最初の2つは日本の会社で働く際に直面する不文律である。1つは「休暇を取る際に上司への申請だけでなく、同僚からも同意を得る必要があり、突発的な休暇により同僚に迷惑をかけてはならない」こと、もう1つは「休暇を使って旅行をした場合、同僚にお土産を買うことを忘れてはいけない」こととした。

 残りの4つは、日常的な儀礼やマナーに関する事柄で、「他人の家に上がる時には玄関でちゃんと靴を揃えて脱ぐこと」、「箸に食べ物が付着した場合に舐めてはならず、汁物を食べて落とすこと」、「イヌの散歩をする際はフンの始末をするだけでなく、水入りのボトルを持参して尿を洗い流すこと」、「他人からプレゼントをもらったら、もらった品物の3~5割程度の価値を持つ返礼品を送ること」を挙げている。

 記事は、外国人にとって日本に大量に存在する「不文律」をマスターし、遵守することは非常に難しいとしつつも、本当に日本社会に溶け込み、「ぞんざいだ」と思われないようにするためには、この文化的な壁を突き破るよう努力しなければならないのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)