中国では「日本の製造業」を称賛する人だけでなく、「もう衰退した」と主張する人とで二極化しているという。中国メディアの快資訊はこのほど、日本の製造業について持論を展開する記事を掲載した。

 記事はまず、中国では日本の製造業の評価は「両極端」だと指摘し、「神話」のように持ち上げる論調もあれば、「もう終わった存在」として見下す論調もあると紹介する一方、こうした極端な見方は不適切であり、あくまでも理性的な評価が必要だと論じた。

 続けて、「電子製品の分野」を例に挙げ、「日本メーカーは世界のスマートフォン市場では全く存在感を示せていないが、スマートフォンの部品という点では今も重要なサプライヤーであり、日本企業なしではスマホ産業は成り立たないほど」と強調。また、世界最高級の有機ELディスプレイは、韓国メーカーが生産をほぼ独占しているが、生産するには日本の技術がどうしても必要だと指摘した。

 自動車分野も同様で、完成車のみならず自動車部品でも力を持っているのは日本企業だと強調し、日本の製造業は電子製品や自動車という2つの分野だけを見ても、決して「衰退した」とは言えないことを強調。日本の製造業は「神話化するほどではない」としながらも、「世界で3本の指には入るほどの競争力」と高く評価し、「ライバルを追いつきたければ、相手の実力を正確に認識し、認めるべきだ」と締めくくった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)