韓国国防部が発表した空母建造計画について、その目的は日本への対抗ではないかとの見方があるが、果たして本当のところはどうなのだろうか。中国メディアの百家号は4日、韓国の空母建造計画の目的について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、中国からすると日本も韓国も米国の同盟国なので、日韓関係は非常に良好なのだろうと思うが、実際は異なると指摘。日韓の間には領土をめぐる対立もあり、経済面での競争は激しく、米国による調停もままならないほどだと論じた。

 そのため、日本が軍事力を強化し、ヘリコプター搭載護衛艦を保有するようになり、しかも空母化を計画するに至って、「韓国はいてもたってもいられなくなった」と分析。韓国は「日本の空母は韓国に対処するためだ」とさえ考えているのだと主張し、だからこそ韓国も空母を建造し、艦載機としてF35Bを導入する計画なのではないかと主張した。

 また記事では、空母を保有することで韓国は、戦場での主導権を握ることができるだけでなく地位の象徴ともなり、「日本は安易に手を出すことができなくなるとの作用もある」と考えていると分析。これは中国にとっては軍事力を強化している日本をけん制する効果もあるので、悪いことばかりではないとの見方を示した。
 
 韓国の空母建造計画については、最近米国の軍事専門家からも日本の海上戦力強化の野望による脅威への対処でもあるとの論文が出されているが、日本への警戒や対抗が、韓国の空母建造計画の主な動機や目的になっている可能性は果たしてあるのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)