近年の中国の経済発展は目覚ましいものがある。10年前に国内総生産(GDP)で日本を追い越し、世界第2位の経済体となってからも成長を続けており、今では日本のGDPの3倍近くにまでなっている。

 日本経済の場合は「停滞」ぶりに目がいきがちだが、日本もかつては戦後の廃墟から奇跡的とも呼べる復興を遂げた国だ。中国メディアの百家号は3日、「戦後の日本が急速に復興できた理由」を分析し、4つ紹介している。

 記事が挙げた1つ目の理由は、「米国で生じた莫大な需要」だ。朝鮮戦争やベトナム戦争は日本経済に直接的な恩恵をもたらしたとしたほか、ほかにも日本を敗戦国に導いた官僚らを引き立てて、新たな日本を建国させたことが功を奏したと伝えた。

 2つ目は「米国の支持と保護」があったことで、このおかげで日本は軍備に莫大な資金を投じる必要がなくなり、そのぶん経済発展に全力を注ぐことができたとしている。3つ目は「進んだ方向が正しかった」こと。工業化への道を進み、製造業を発展させたと伝えている。4つ目は「質の高い労働力と、コストの低さ」。これと工業化とが相まって「無敵」になったと伝えた。

 日本経済は、中国から見れば「20年、あるいは30年失われている」状態に見えるようだが、見方を換えれば中国よりもずっと早くに台頭し、その状態を維持しているということでもあるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)