日本にはマラソンや駅伝の大規模な大会が複数あり、社会からの注目度も高い。近年はランニング愛好家も増えていたように、長距離走は日本で人気のある競技だと言えるだろう。中国メディアの網易は3日、「日本が世界で最もマラソンを愛する国家という敬称で呼ばれているのはなぜか」と題する記事を掲載し、日本は優れた長距離ランナーが非常に多い国であると論じた。

 記事は、日本には優れた長距離ランナーが非常に多いと紹介。例えばフルマラソンには「サブテン」という2時間10分以内で完走することを意味する言葉があるが、2018年に開催された東京マラソンでは、9人もの日本人選手がこの偉業を達成したと指摘した。

 一方で2018年に中国人選手が記録したフルマラソンの最も良いタイムは2時間15分台だったと指摘し、この差からも日本がいかにマラソン強国であるかがよくわかるはずだとしたほか、ある英国人作家も日本人長距離ランナーのレベルの高さについて、「英国の大会なら、日本のハーフマラソン大会の100位の成績で優勝できる」と論評したことがあると紹介した。

 では、なぜ日本には優秀な長距離ランナーが多いのだろうか。この点について、記事は「日本人は先天的に忍耐強く、苦しみに耐えられる性格を有しているため」ではないかと主張し、日本には江戸時代にも「飛脚」と呼ばれる配達員が存在しており、長距離を忍耐して走ることは日本人に向いているという見方を示した。

 また記事は、日本では優秀な長距離ランナーは生活が保障されるうえに、社会的地位も高くなると強調し、このような豊かな土壌も日本に優れた長距離ランナーが育つ重要な理由であると指摘。そのうえ、日本人選手は科学的な根拠のもとで圧倒的な量と強度の練習を行っていると指摘し、このような環境にある日本のマラソン選手が強くならないわけがないのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)