中国で高い人気を誇る日本製品。自動車から化粧品、日用品に至るまで多くの中国人が日本製品を高く評価している。これは、日本製品に「匠の精神」が見られるからのようだ。中国メディアの今日頭条は3日、「日本人の匠の精神」と題する記事を掲載した。日本製品に匠の精神が体現されている理由について分析している。

 日本在住という中国人筆者は、日本製品の品質について「リップクリーム」の例を挙げて紹介している。ある時、中国に住む友人の親せきが唇のトラブルに直面し、病院へ行ってもなかなか治らなかったが、日本のリップクリームを使ってみたところ非常に効果があったそうだ。それでこの友人から「リップクリーム」を中国へ送るよう頼まれ、日本のリップクリームを大量に送るというケースがあったと述べている。

 そのうえで記事の中国人筆者は、リップクリームの事例は日本製品の質の高さを示しており、その質の高さはまさに「匠の精神」がある証拠であると主張し、日本製品の品質が非常に高い理由を分析。その理由の1つとして「日本では偽物が存在せず、仮に発覚すれば刑務所行きになるほど厳しく罰せられるからだ」と説明し、中国と違って偽物や海賊品がないからこそ日本製品は全体として高い品質を維持できるのではないかと論じた。

 さらに別の理由は「生産過程で問題が発生した場合、直ちに商品を回収して謝罪すること」が関係しているという。問題が大きくなるとニュースで連日のように報道され、企業生命が絶たれるため、メーカーはぞんざいな商品づくりをすることはできず、製品品質の向上を追求するようになると論じ、「匠の精神は日本人の命の中に溶け込んでいる」とつづった。それで筆者は、日本人は「作るのであれば完璧なものを作り、そうでなければ作らない」という考えなのだと分析。この種の精神態度は学ぶに値すると称賛した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)