近年、軍備拡張を進めている中国。特に海軍力の増強に力を入れているようで、国産空母を建造し就役させたほか、空母の補助戦力ともなり得る新たな強襲揚陸艦の建造も進めている。中国メディアの百家号は10月29日、中国の075型強襲揚陸艦について紹介する記事を掲載した。

 中国は075型強襲揚陸艦をすでに2隻進水させており、3番艦が建造中だといわれる。記事は、最近撮影された写真を見ると、上部構造物はまだ確認できないが、間もなく完成予定のようだと紹介。最新技術を採用していて、専門家に言わせると「空母よりも用途が広い」という。

 この075型強襲揚陸艦は、排水量が4万トン前後となり、30機のヘリコプターを搭載できると記事は紹介。しかも6機のヘリが同時に離着陸できるほどの大きさで、長さ約250メートル、幅約30メートルだという。ただ、固定翼機の離着陸能力は備えていないが、「日本の同規模の軍艦の戦闘力を超越し、米国のワスプ級強襲揚陸艦に匹敵する」と誇らしげに伝えている。

 また、別の特徴として記事は「艦首」が四角いことを紹介。日本のおおすみ型輸送艦のように先がとがってはおらず、ワスプ級強襲揚陸艦と同じ四角であることは注目に値するとしている。しかも、075型強襲揚陸艦は「わが国が自主開発した国産」であり誇らしいことだと伝えた。

 中国の急速な海軍力の増強は、日本を含む周辺国にとって大きな脅威であり、米国も危機感を示している。米中の関係が悪化する中で軍拡競争がさらに進んでいくことになるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)