日本は経済が停滞しているとはいっても、今でもハイエンド分野の製造業には「なくてはならない存在」であり続けている。中国メディアの経済日報はこのほど、日本の製造業の発展から中国が学べる点を紹介する記事を掲載した。

 日本はなぜこれほど安定した発展を遂げてこられたのだろうか。記事は、5つの理由があると分析している。1つ目は「品質の重視」だ。高品質は企業の生命線だという信条のもと、品質重視の姿勢を貫いてきたと伝えている。

 2つ目は「基礎技術とイノベーション」。日本の企業は基礎技術の研究と応用に力を入れてきたという。すぐには成果の出ない部分であり、早く儲けを出そうとしがちな中国企業の改善できる分野だろう。3つ目は「国際化」を重視して発展してきたことを挙げた。

 さらに4つ目に「川上産業と川下産業が共に発展してきたこと」を挙げた。中国でも大中小の企業が協力し合い、日本のように「共に勝つ」発展を目指すべきだと伝えている。5つ目は、海外に進出しようとする日本企業への「政府や仲介業者の支援」で、これにより海外発展のリスクを軽減できていると評価している。

 中国企業も近年、目覚ましい台頭を見せている。しかし、この5つ点はいずれも中国企業の不足している部分であるといえ、今後も中国が安定して発展を続けていくためには、日本企業から学び改善していく必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)