新幹線と中国高速鉄道はどちらが優れているのだろうか。中国メディアの快資訊はこのほど、新幹線と中国高速鉄道を比較する記事を掲載しつつ、「どちらにも相手より優れている点があるが、中国高速鉄道が新幹線から学べる点は多い」と論じた。

 記事はまず、「純粋に技術レベルの高さで両者を比較するなら新幹線に軍配が上がる」と説明し、その根拠として「日本は新幹線に必要となる重要な部品を自国で製造できるが、中国は重要な部品のいくつかを自国で製造できずにいる」ためだと指摘した。

 さらに、新幹線は他の交通機関との乗り継ぎや相互アクセスが非常に便利であるのに対して、中国高速鉄道の駅は街の中心部から離れたところに建設されているため、他の交通機関との乗り継ぎが本当に不便だと指摘。こうした違いが生じたのは、日本は新幹線を都市に組み込む設計の段階から「利用者の利益を最優先」して考えていたためだとした。

 また、新幹線には他国に誇れる「駅弁文化」がある一方で、中国高速鉄道の弁当は美味しくないうえに価格も高いと指摘。こうした技術、都市設計、駅弁文化などの点で新幹線は中国高速鉄道より優れていると論じた。

 一方で記事は、中国高速鉄道は建造や運営などコストの点で新幹線よりも優れているとしたほか、高速鉄道の技術面における「進歩のスピード」の点でも新幹線より上だと主張。中国高速鉄道は10数年という短期間で、その総延長距離が全世界の高速鉄道総延長距離の3分の2を占めるほどにまで成長したからだと強調しつつ、「中国高速鉄道は新幹線から学べる点が数多くあるのが現実であり、謙虚な姿勢で学び続ければ中国高速鉄道は新幹線に追いつき、追い越すことができると信じている」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)