生活水準が向上し、交通の便も良くなった中国では、長距離移動には飛行機が、中距離移動には高速鉄道が多く利用されるようになった。しかし、「長距離移動では費用は節約したい」という人は、今でも寝台列車を利用しており、根強い需要が存在する。中国メディアの百家号は28日、日本の寝台列車は、中国の寝台列車とは「全然違う」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国の寝台列車について紹介。以前と比べると快適さはかなり改善されたものの、それでも3段ベッドなので「スペースの狭さ」は相変わらずだとしている。また、カーテンがないので「プライバシーは全く守られない」と指摘した。元々中国にはプライバシーの概念があまりないとはいえ、視線を遮るものがない空間で見ず知らずの人と一緒にいるというのは、さすがに居心地が悪いようである。

 では、日本の寝台列車はどうなのだろうか。記事は「中国の寝台列車とは全然違う」と紹介。ベッドの質が良くて非常に心地よく、カーテンで仕切られているのでプライベートな空間ができると感じたそうだ。独立したトイレやテレビのついた個室もあるが料金は意外と高くなく、いつか日本旅行に行くときにはぜひ利用して欲しいと勧めている。

 日本の寝台列車はひところと比べると少なくなっているが、9月には寝台列車としても運行する長距離列車「ウエストエクスプレス銀河」が運行を開始している。コロナが収束して海外からの旅行者が戻ったら、中国人旅行者にも日本の快適な列車の旅を体験してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)