ドラマで描かれる典型的な日本の家庭像では、「主婦」が家庭を切り盛りし、日中忙しく家事をこなす。一方、中国では夫婦共働きの家庭も多く、祖父母が子どもの世話を引き受けている家庭も少なくない。中国メディア百度がこの「日本の主婦」について紹介しているが、「日本の主婦はレベルが高い」とコメントしている。一体どんな点に驚きの声が上がっているのだろうか。

 まず記事は、子どものいる世帯の場合は家族の朝食とお弁当作りから朝が始まると紹介。中には、朝4時からお弁当作りをしている主婦もいる。さらに、家の掃除、片付け、収納も、主婦がすべて引き受けている。掃除なら、毎日する場所、週一回する場所、月一回する場所などと分類して掃除の手間を減らす方法なども、日本の主婦ならではの知恵だ。また、収納上手な主婦も多く、収納好きが高じて「収納ブログ」を立ち上げたり、「断捨離」をSNSで紹介したりと、単なる片付けの域ではなく、専門家の域にまで達する主婦もいる、と紹介し「専業主婦のレベルは高い」と述べている。

 では、日本では主婦がこれほど多いのはなぜか。記事は「日本は中国とは違い、主婦に寛容だ」と述べている。どういう意味か。日本では、子どものいる家庭では妻が子育てや家事を引き受けることに、社会が寛容だと述べている。一方、中国では働けるうちに外でどんどんお金を稼ぐほうがいい、と考える人が多いようだ。また、日本では「扶養家族」に対する税金の控除があり、政策面でも主婦は保護されている点で中国と違っている。

 記事は結びに「中国ではまだまだ主婦の立場が確立されておらず、政策面でも保護されていないため、主婦が少ないのだ。この面の法整備にはまだまだ時間がかかるだろう」と述べている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)