2020年8月、米国の著名な投資家・ウォーレン・バフェット氏が、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したことが報じられた。バフェット氏は、これまで日本株に本格的に投資してこなかったことでも知られていたため、このニュースは注目を集めた。中国メディアの百家号は26日、日本への投資に関して、バフェット氏を参考にするよう勧める記事を掲載した。

 中国人投資家の間では、これまでも日本は魅力的な投資先になってきた。記事は、日本の土地は所有権の期限がなく、税金も日本人と同じという魅力があると紹介。また、日本円はアメリカドル、スイスフランに並ぶ安全資産であることも、中国人投資家を引き付けてきたとしている。そして、米国のコロナ感染拡大も投資家を不安にさせており、ますます安全資産である日本円に人気が集まり円高になっていると伝えた。

 そんな中で、「投資の神様」の異名を持つバフェット氏まで日本に投資するようになったというのは、中国の投資家に注目されているようだ。記事は、ここ数年投資に非常に慎重だったバフェット氏が、米国への比重を減らしていると指摘している。また五輪だけでなく、大阪万博などの国際的なイベントを控える日本では、不動産価格が上がり続けており、旅行業の発展も期待でき、日本はコロナの打撃も他国に比べれば比較的軽く、経済回復もなかなかだと高く評価。今後数年間、日本はより多くの投資を吸収すると見通しを伝えている。

 記事の中国人筆者は、投資先としての日本を高く評価しているようだ。これには、バフェット氏の日本企業への投資も関係しているのだろうが、中国投資家は日本人以上に日本の将来を楽観視しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)