ここ数年、訪日中国人数は増加の一途をたどり、2019年は959万人と、1000万人の大台に迫る勢いだった。残念ながら現在はコロナ禍で中国人観光客の姿は途絶えているが、日本が中国人観光客を引き付けてきた大きな要因の1つに「サービス業の質の高さ」を挙げることができるだろう。中国の動画ポータルサイト・騰訊視頻はこのほど、「日本の接客業はサービス精神がすごすぎる」と紹介する動画を配信した。

 この動画では、日本ではありとあらゆる業種で高いサービスが受けられると紹介している。メイドカフェ、テーマパーク、飲食店、公共交通機関など、どこで働く人にもプロ意識があり感動させられると称賛している。

 例えば、メイドカフェで働く従業員は笑顔を絶やさず、テーマパークで働くスタッフは積極的に子どもたちと触れ合い楽しい思い出を作ってくれる。退園する客にはひとりひとりにお別れの挨拶をしてくれると紹介。客に喜んでもらいたいというおもてなしの精神が伝わってくる。

 また、日本では外国人に対して、特別なサービスをしてくれることもたびたびあるとも紹介している。あるラーメン店の店長は、遠くから来てくれた客を歓迎し、パフォーマンスしながら作ってくれて、帰りには店の外まで見送り90度のお辞儀までしてくれたそうだ。別のアイス専門店の店員は、やはり外国人だと知ると特別なパフォーマンスを見せてくれたと伝えている。

 動画ではほかにも、日本の駅では車いすの利用者がいると、駅員が列車の乗降を手助けしてくれることや、交通整理員が、待たせた通行人や自動車に向かってお辞儀してお礼すると紹介し、そのサービス精神を称賛している。中国でも丁寧なサービスを売りにする業者も出てきてはいるがまだ少数であり、サービス業のレベルは日本と比べると非常に低い。中国人にとって、あらゆるところでサービス精神を体験できた日本は魅力的な渡航先だったのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)