海外で生活すると、ほとんどの留学生が「カルチャーショック」を受けるものだが、海外生活を終えて母国に戻ると、今度は「リエントリーショック」を受ける人が少なくない。これは「逆カルチャーショック」ともいわれ、馴染んでいたはずの母国の習慣や文化に馴染めなくなる現象だ。

 中国の動画ポータルサイト西瓜視頻はこのほど、日本から中国に帰国した中国人女性が「なかなか抜けない日本での習慣」について語る動画を配信した。

 この女性は、中国に戻ってまず慣れないことの1つとして「食べ物」を挙げた。これは口に合わないということではなく、むしろ「中国の料理はとてもおいしい」と述べているが、日本での食事と比べると中国料理は油を非常に多く使うため、おいしいのにお腹を壊してしまうと述べている。

 しかし、それ以上に慣れないことが「トイレットペーパーの処理」だという。中国ではトイレに大きなごみ箱があり、そこへ使用したトイレットペーパーを捨てるものだが、ついつい日本で生活していた時の癖でトイレットペーパーを便器の中に捨ててしまうと語った。そして便器に捨てた後に「またやってしまった!」と思うそうだ。

 中国でも場所によってはごみ箱ではなく便器に直接捨てて流せるところもあるが、多くの地域ではトイレの詰まりを防止するためにごみ箱へ捨てるのがマナーとなっている。しかし、これは日本にはない習慣のため日本での生活に慣れるとなかなか戻らないのだろうが、元の中国の習慣に戻るまでしばらく時間がかかるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)