中国のポータルサイト・百度に25日、日本の中でも独特な風情を持つとして京都の秋の紅葉を写真で紹介する記事が掲載された。

 記事は、新型コロナウイルスの感染拡大により今年は実際日本に出かけて紅葉を楽しむことができないとした上で、以前に京都で撮影したという紅葉の様子を紹介。京都は日本の中でも秋の見どころがが非常に多い場所で、紅葉スポットも数多く存在すると伝えるとともに「他の場所と異なるのは、その多くが寺院と紅葉が一体化していることだ」と説明した。

 そして、京都をはじめとする日本の寺には、中国北部の寺にイチョウが多く植えられているのと同様に、数多くのモミジを植えた庭園が存在すると解説。京都は特に長い歴史を持つ寺が点在しており、その大部分でモミジを見かけることができるとし、その代表的なスポットの1つが1200年の歴史を持つ永観堂禅林寺だと伝えている。

 永観堂の紅葉について記事は、モミジが最も鮮やかな赤色になると「天地の間のその他の色はすべて脇役に回る」ほど映え、紅葉の途中で見られるグラデーションの様子もまるで仙境にいるかのような気分にさせてくれると紹介した。

 また、宇治の平等院も有名な紅葉スポットの1つであり、数量こそ永観堂に及ばないものの、寺院全体の設計が非常に巧妙であり、庭園の設計者の非凡なるセンスに満ちていると評した。さらに、平等院から近くアジサイで有名な三室戸寺も紅葉の名所であり、モミジをはじめとする数多くの植物が秋の深まりとともに色を変え、山を染めていく様子は例えがたいほどに美しいと伝えた。

 記事は、日本と中国それぞれに秋の景色の美しさがあるとした上で「唐を起源とする寺院文化を持つ京都の秋は、まるで1000年前の唐にタイムスリップした感覚にさせてくれる秋なのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)