2016年から正式に運用が始まったマイナンバーカード。しかし普及率は2割にとどまっているそうだ。これに対して中国ではカード式の身分証が完全に普及し、今は電子身分証の導入が始まっている。中国メディアの百家号は23日、「日本には身分証明証がない」と紹介しつつ、驚きを示す記事を掲載した。

 記事はまず、「中国人からすると、身分証がないというのは到底考えられないこと」だと伝えている。なぜなら、中国では何をするにも個人のID番号が書かれた身分証が必要になるからだ。

 身分証なしでどうやって生活しているのか想像できない中国人読者たちに向けて、記事の筆者は、「日本では身分証がなくても何でもできる」と紹介。不動産を購入することも、仕事を見つけ、学校に入学することも、別の地域に引っ越すことまで自由だと伝えた。逆に中国ではこれらのことを行う場合には必ず身分証が必要になるということだ。

 では、日本人は身分証がなくて困ることはないのだろうか。記事は、身分証として使えるものがいくつかあると紹介。主に運転免許証と健康保険証が使われているが、住民票や戸籍謄本でも代用できると伝えている。

 日本でもマイナンバーカードの制度が始まり、現在では身分証があるといえるが、個人情報保護への不安などからなかなか普及しないのが現状だ。これは利便性を重視し、個人情報保護をあまり気にしない中国人との大きな違いと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)