中国メディア・中国青年網は23日、日本の著名大学が学生向けの通知で「武漢肺炎」という言葉を用いたとの情報が中国のSNS上で流れ、物議を醸していると報じた。

 記事は、中国のあるネットユーザーが中国のSNSで23日、「日本の関西大学が先日学内での新型コロナ感染発生に関する通知を発表した際に、『武漢肺炎』という呼称を使用した」と書き込み、その内容が拡散したと紹介した。
 
 その上で、実際に確認してみたところ、問題とされた内容は同大学が22日にウェブサイト上で発表した新型コロナ感染者発覚に関する情報の通知であることがわかり、この通知は日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語の5言語でそれぞれ発表されたと伝えている。

 そして、SNS上の書き込みでは「武漢肺炎」との記載があったのは繁体字中国語版のみだったとされていることを紹介した上で、繁体字中国語版の通知を閲覧してみると23日午後の段階で「武漢肺炎」の文言は見つからなったと説明。しかし、ウェブアーカイブツールを使用して当該ページのアーカイブを見てみると、繁体字版だけに「武漢肺炎」の記載があったことが確認されたとした。

 記事は、「武漢肺炎」の文字が繁体字版だけに見られた理由について中国のネットユーザーから「台湾籍の作業担当者が故意に書いた可能性がある」との憶測が出ていると紹介。「このような憶測が出るのは無理もない。民進党当局がはばかりなく武漢肺炎という言葉を用いて、反中・台湾独立イデオロギーを宣揚しているからだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)