日本では「国産品」は品質も価格も高いものだが、中国では逆の場合が多い。中国人消費者の多くは日本をはじめとする国からの輸入品は「高くても品質が良い」として信頼しているため、中国には「日本製品に見せかけた中国製品」も多いものだ。中国メディアの百家号は20日、中国国内でいかに「日本製品を装った中国製品」が多く出回っているかについて紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、「日本製品に見せかけた中国製品に騙される」ことがよくあるそうで、先日も「北海道」と書かれたヨーグルトを購入したところ、後から中国製品であり、北海道とは無関係であったことに気が付いたと紹介している。掲載した写真を見ると、日本風のシンプルで高そうなパッケージに、日本語で「いただきます」と印刷してあるのが目に入り、一見すると北海道産ヨーグルトだと「騙される」のも当然だろう。

 このような「日本風」の商品は中国にたくさんあると記事は紹介。よくあるのが商品名に「の」を入れて日本らしくするものだ。こうした商品では、日本語が間違っていることが多く、「ビスケット」が「ヒスケット」になるなどツッコミどころが多いとした。

 少しレベルが上がると、実在する日本企業の名前を漢字からローマ字表記にしたり、後ろに「東京」と付けたりして日本風の名前にするケースがあると記事は紹介。さらに凝ったものになると、日本を前面に出したオリジナルブランドを作り、日本にしかない漢字を使う商品もあると伝えた。商品の後ろには「日本国株式会社」の文字も見えるので、日本とは全く関係ないにもかかわらず日本の製品だと勘違いさせようとしていると分析している。

 中国製品の品質が向上してきているのは事実だが、日本製品に見せかけた中国製品が多いということは中国製に対する信頼はまだ築けていないのだろう。しかしながら、中国製品が日本製品を騙ることは日本製を貶めることにつながるため、やめてほしいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)