中国メディアの澎湃は24日付の記事で日本の家づくりについて取り上げ、「日本の家の雰囲気にはそれぞれ個性があり、機能的にも優れた作りになっている」と述べている。特に、中国でも家を買った後に、自分でインテリアをデザインすることが多いが、インテリアのモデルとして、限られた空間に機能的な設計を織り込む日本の家を参考にする人も多い。「日本のような機能的で個性のある家を建てるにはどうすればいいのか」と感じる人もいるようだが、この点について中国メディアが答えている。

 そもそも、中国と違い日本では土地を私有し、その土地に家を建て世代を超えて受け継いでいく。また、土地の形もそれぞれで真四角の土地もあれば、三角の土地もあり、また土地の起伏など形状も様々。記事はこうした条件下での家づくりについて取り上げている。中でも中国メディアは以下の二点に注目している。

 一つ目は、デザイン。既成のデザインで家を建てる場合もあるが、できることなら自分の好きなように家をデザインしたいと考えている人も多い。そこで、いろいろと自分の要望をかなえてくれる建築士に設計を依頼することもある。設計士と、デザインの好み、細かい間取りや、必要な機能などを細かく打ち合わせをして決めていく。もちろん設計料はそれなりに高額だが、自分だけのオリジナルのデザインで家を作るため、他にはない家ができるというわけだ。

 もう1つ注目しているのは家の個性。日本は集団主義的で他の人と同じ服装などを好むと思われがちだ。しかし、パーソナルスペースとなると話は別。自分だけのスペースで自分の趣味を広げ、インテリアなどで自分らしい空間になるよう工夫している家庭もある。

 結果として、それぞれの家ごとに思い思いの個性やデザインが見られるようだ。記事は「こうした工夫により、日本の家づくりでは、どんな小さな家でも、それぞれの個性が見られるようになっている」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)