中国メディア・東方網は22日、日本の牛乳パックの上に入っている切込みについて「中国の業者も学ぶべきだ」とする記事を掲載した。

 記事は、日本のデザインは細かい部分まで配慮が行き届いていることでよく知られているとした上で、実際に日本に行ってみると発見できる「一見取るに足らないようだが、使う人にとっては大変ありがたい工夫」の例を紹介している。

 まずは、牛乳パックの頂点に施されているある工夫について言及。日本のスーパーマーケットに行くと、紙パックの牛乳がずらりと冷ケースに並んでいるのを見かけるが、よく観察するとパックの一番上に不思議な円弧型の切り欠きが入っていることに気づくとした。

 そして、この切り欠きの意味について、視覚障がい者向けにメーカーが施している工夫であり、切り欠きの有無によって牛乳とその他の乳製品や果汁飲料などが区別できるようにしてあるのだと説明。「目が不自由な人でも、こうすることによって間違いなく牛乳を買うことができるのだ」と伝えた。

 次に、蓋を開けた時に裏側にべったりと中身が付着しないヨーグルトの容器を紹介。中国ではヨーグルトの蓋を開けた時に裏側に付いているヨーグルトを舐めることがお決まりになっているが、日本ではそのような行動をする確率は高くないとし、特別な加工を施した蓋によってほとんど中身が付着しないようになっているのだとしている。

 記事は、普段は特に注意しないような細かい部分にこそ工夫や改良を施し、使い勝手をさらに向上させようとする日本人の考え方について「本当に、中国の商業者も学んでほしいと思う」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)