中国広東省で最も人気のある車といえば、間違いなく日系車であろう。事実、2018年における中国広東省の自動車販売台数ランキングではトップ3は日系車が独占したほどだ。中国メディアの百家号は20日、「広東人が日系車を愛してやまないのはが多いのはなぜか?」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、広東省の経済は中国で一二を争うほどの規模にあるため、道理からいえば広東省の路上は「超高級車でいっぱい」になっていてもおかしくないと説明する一方、実際のところ大部分の広東人は手頃な価格の日系車を購入していると指摘した。

 続けて、広東人が日系車を愛してやまないのはなぜなのかと問いかけ、「広東省は中国で最も初期に対外開放政策が実施された地域であり、まさにちょうどこの時期に日系車の販売が広東省で始まった」という経緯を紹介。また、広東人の消費概念は中国北方の人とは違って「理性的」なため、故障が少なく価格も手ごろ日系車が広東人のお気に入りの自動車になったのは至極当然と説明。また、広東省には日系メーカーの工場が多く存在するという点も広東省で日系車が支持される要因だと指摘した。

 広東省は中国でも気温が高い地方であるゆえに、広東人のドライバーは自動車の「エアコンの性能」を重視する傾向にある。暑い気候条件の下で快適にドライブするのに欠かせないクオリティの高いエアコンという要素も、広東人が日系車を好んで選ぶ理由の1つとなっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)