これまで、多くの中国人はアニメやドラマなどを通して日本人の生活の様子を知り、何気ないシーンから日本人の「礼儀正しさ」をある程度は理解しているようだ。しかし、実際に日本を訪れてこそ日本人の礼儀正しさが体感できるという。中国メディアの百家号は20日、日本人の生活の細部に見られる礼儀正しさについて紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者がまず紹介したのは「エレベーターでのマナー」だ。中国ではエレベーターに乗る際には「降りる人のことなどお構いなし」に我先にと乗り込み、手を伸ばして自分の行きたい階数ボタンを押すのが普通だ。

 しかし、日本では「操作パネルの近くに立つ人が自主的に操作をしてくれる」と紹介。最初に降りる人が全員降りて、それから乗る人が全員乗り込み、それから「閉」ボタンを押し、降りる際も「開」ボタンを推したままにしてくれて操作パネルの近くに立つ人が最後に降りると伝えた。操作パネルが2つあるエレベーターの場合、「お互いに譲り合う」とし、驚愕レベルの配慮だと驚きをもって伝えている。

 続けて中国人筆者が注目した別の点は「公共の場所で飲み食いをしないこと」だ。中国では、食べたり飲んだりしながらウインドウショッピングする人が多いが、日本では基本的に食べ歩きはマナー違反だと指摘。アニメでよく見る祭りの縁日での食べ歩きは、あくまで例外だと説明した。

 確かに、こうしたちょっとした点に見られるマナーの良さは、アニメやドラマでは知ることのできない点だ。今は新型コロナウイルスの影響で日本に来るのが難しい状況だが、コロナが収束したらまた多くの中国人が訪日し、日本人の礼儀正しさを体感し、驚愕するのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)