日本人はまじめで勤勉というイメージは世界で定着しており、中国でも日本人の勤勉さを称賛する人は多い。中国人も長時間労働に耐え、休みなく働くという点では勤勉ともいえるが、日中では「一生懸命働くうえでの理由」が異なるようだ。中国メディアの今日頭条は18日、なぜ日本人が勤勉なのかについて分析する記事を掲載した。

 記事は、日本人の勤勉さについて「単にお金のためだけではない」と分析。その主な理由は「仕事が人生の目的になっているからだ」と主張した。そのため、何かの製品を作るにあたっては必ず「心」を込めて作ると説明し、これがいわゆる「匠の精神」につながるとしている。それゆえ、これはもはや「一種の信仰」だと論じた。

 記事によると、人が勤勉になる理由には3つあるという。その1つは、「強制的に勤勉にさせられること」で、いわば鞭を当てて働かせる奴隷のようなケースであり、この種の勤勉さは長続きしないと指摘。2つ目の理由は「お金のため」で、この種の動機は完全に自分の利益のために一生懸命働くので、利益がなくなれば勤勉ではなくなるため持続しないという。3つ目の理由は「人生の価値を仕事で体現すること」で、この場合の勤勉さは必然的に持続すると解説し、日本ではこのケースの勤勉さを持つ人が多いとの見方を示した。

 中国ではお金のために勤勉に働く人が多いためか、記事は「人生の価値を仕事で体現する」日本人の勤勉さを称賛しているようだ。人は働くために生きるのか、それとも生きるために働くのか、価値観は人によって異なるともいえるが、中国人から見ても日本人が勤勉なのは間違いないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)