「空母」は戦闘において絶大な威力を発揮する軍艦の1つであり、世界屈指の軍事力を誇る米国海軍も空母中心主義を堅持している。中国ではすでに2隻の空母が就役しているほか、建造中の空母もあると言われている。

 日本ではいずも型護衛艦の「事実上の空母」への改修が決まっているほか、韓国でも空母保有に向けた動きが加速しているが、中国メディアの百度は14日、日本は「中国勃興の障害となる可能性がある」とする記事を掲載し、「日本の空母」に強い警戒感を示した。

 防衛省によれば、日本が憲法上保持することを禁じている武器や兵器のなかには「攻撃型空母」が含まれる。攻撃型空母は性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられ、自衛のための必要最小限度を超えるためだ。それゆえ日本はいずも型護衛艦を改修し、事実上の空母としても「攻撃型」の空母にはならないということになる。

 しかし記事は、ヘリコプター搭載護衛艦の「いずも」には1982年のフォークランド紛争で活躍した英国のインヴィンシブル軽空母以上の攻撃能力があると主張し、そのいずも型護衛艦が空母に改修されれば最新ステルス戦闘機であるF35Bを運用できるようになると強調した。

 また、数年前にはネット上で、日本と中国が尖閣諸島(中国名:釣魚島)海域で衝突し、日本の大型空母が中国の空母「遼寧」を撃沈するという「シミュレーション動画」が大きな注目を集めたという出来事も紹介。こうした動画は日本の野心を示すものであり、日本が将来的に平和憲法を改正すれば、さらに多くの空母を保有し、攻撃型の空母まで保有することになるかも知れないと主張し、「日本の野心は中国勃興の障害になる可能性がある」ことを強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)